幼女に弱み握られる婆

メイコ、(姪っ子)もうすぐ3歳、

相変わらず週1ペースで身体も脳みそもでかくなってくる成長期ばけもん、

ちんちくりんと思ってかかると返り討ちにされます。

 

つい1ヶ月前の映像とか見ると、めちゃくちゃ可愛いんですね、幼いというか、愛くるしい雰囲気があって、

1ヶ月でこんなに変わるもんかと。

ひと月ごとに感じています。

 

もはや子供。赤ちゃんなんていう柔らかい空気は跡形もなく。

つよい。

こちとら1回バイト行っただけで足腰小鹿なんだが。

空気読めや。赤子み出せやまだ。

癒されたいんじゃ。

 

最近、ついに彼女のスカウターはわたしの戦闘力をゴミと確信したのか、

どこでバレたのか。高い高い1回で限界迎えた時か?※ヒドイ※なんのための太い腕

なにかにつけて怖がらせようとしてくる。

 

でかめの犬とか、虫とか、あと音とか。

何かメイコなりに不穏な気配を感じとると、どこに居ようがすぐさまわたしを「Buーー!!!」と呼び寄せ、

「大丈夫よ~恐くないのよ~。恐いの???」

と圧かけてくる。

いや知らねえって現場。

 

スターウォーズ大好きなメイコ、おもちゃのダースベイダー(あの音鳴る)をちらつかせ、

「恐くないよ、ダぁスベぇダー、カコイイのよ?ゲジゲジ、メイコがえいって、助けてあげりゅかんね?」

 

・・・は?

 

先日ゲジゲジが洗面所に出て、ぉおっっひょおっっ!!!!!という天まで届く雄叫びと謎にグーフィーが乗り移ったわたしを見てからというもの、

なにかにつけてゲジゲジ出してくる。

今それ関係ないやんて時も、文末にゲジゲジの情報をどうしても入れたい。

ダースベイダーはいつもちらつかせてる。

一度、あの音、ドキドキするよね、と言ったのが間違いだったのだろう。

 

あと田島征三さんの「とべバッタ」が最近のお気に。

読み聞かせてくれるんだけど、

 

「ばったとべ!!!」

「ばった、とべえ!!!!」

 

と煽ってくる。

オリジナルの解釈し出してる。

植物恐怖症もバレだしてんのか?ゲジゲジが恐い=バッタも恐いとしてるのか?

わたしとしては、いもとようこさんとか、可愛いの読んでほしいんだけど、

メイコ読んでくれるの

がらがらどんとか。ちからたろうとか。

つよめのやつ。

でもがらがらどんは母ちゃんの本気読み聞かせられてから、

奥の見えないところに隠してたな。号泣してたもんな。

 

おーーし、見つけたからなー、弱点。

いつでも懐に忍ばせとくかんながらがらどん。※サイテーかよ

 

もうどんぐりとかしこたま持ってくるからさ、ほんと泣いてるんですけどわたしとか、

嬉しそうに袋いっぱいにしてくれるからさ、

子供だからって、やっていいことと悪いことがあるよと、

メイコ、教えられています親たちから。

メイコ、きょとん。そりゃそうだわ。

どんぐり恐いやつなんてこの世にいねーんだわ。

 

どんぐり対がらがらどん。

多分メイコの方が先に乗り越えてきそう。