猫アレルギーだけど猫と暮らしたい!!克服までの道~子猫編~

猫アレルギーのわたしが猫と一緒に暮らして13年が経過しましたが、
結論からいうと猫アレルギーは治っていません。

治ってはいないのですが、明らかに症状は軽くなってきてはいるので、どういうことで克服してきたのかを説明します。
※猫アレルギーだけど猫を飼って大丈夫だよ!ということではございませんので、そこは慎重にお考え下さい。

まず、わたしのもともとの症状がどんなだったのかというと、
猫と一緒の部屋にいるだけでくしゃみ、全身の痒み、特に目の痒み、鼻水涙ボロボロ、っていう感じ。

そして同じ部屋にいると喘息になってしまって、呼吸困難。
子供の頃そんなだったので、それから何十年も猫に近づくことが許されなかった・・・・

てかぶっちゃけ、猫そんな好きでもなかったんですよね。どちらかというと犬派だったので、猫と触れ合えない人生をなんの苦とも感じずに。
ところがある日、猫さんと出会ってしまうんですね。 

そこで子猫時に、具体的に何をしたのかというと、
・常に掃除
・常に触れ合う

以上。

ほんとに以上なので、なんの参考にもなりませんが⊂⌒~⊃。Д。)⊃
ほとんど何もせず、強制的に一緒に暮らすことによって無理矢理身体の中に抗体をつくって免疫をつけたみたいな感じです。
ザ・実力行使。
一応書いていきます。

初めての猫との暮らし、わりと地獄(^_-)-☆

運命的な出会いを果たしたわたしと猫。
こいつぁ、死ぬ。というちっっさな、ねずみ?ねずみだ!という小さな小さな、
「なにがあったん?」て感じの子猫を危うくキャッチ!
「リリースしてきなさい!!!!今すぐにそいつを!!!!!」という鬼のいる実家は当時出ていたので、この子はわしが育てるんじゃ(∩´∀`)∩
ということで生後2か月くらいから一緒に暮らし始めました。

これから猫ちゃんを迎えようかとお考えの方、子猫の恐ろしさをまずは説明します。

人間の子供と同じように、子供は子供、動物とはいえ身体が弱いので、
免疫とか、抗体とか、あまり出来ていないように思いました。

特にわたしと出会った猫は病気持ちだったのでなおさら。
色んな病気のある猫だったのですが、特に口の病気が凄く、顔がいつも血と涎でべとべと。
自分の涎で自分自身をただれさせている。
猫には見られる口内炎、舌炎の病気がありますが、どうやらそれだけでもなかったようで、未だに何かは原因不明。
出会った時は四肢に異常とか盲目だとか、そういうことは無かったし、1分1秒を争う危険な状態ではなかったのは良かったです。
とにかく粘膜、肌が弱く、内臓も悪い。

ほっといたら死んでしまいますので、(ほっとかないわ)世話は大変です。
猫の世話、楽。て誰が言ったんや。てくらいの。

病気があったとしてもそこはあまりご心配なく。
誰だって、人間だって、生まれつき完璧な人はいない。 

 

♡おしっこうんち
賢い動物なのでトイレはすぐに出来るようになりますが、
赤ん坊なのでたまにやりたいところでやっちゃいます。

猫の排泄物は猫アレルギー民には大敵です。
空気中に猫の体内にあったアレルギー物質が漂うわけですから、空気感染してアレルギー反応が発動します。
猫ちゃんのおしっこうんちの匂い、猫砂の塵、そういうものが舞い上がって、空気中に漂うわけですね。
空気が悪い!かゆい!みたいな。

猫がトイレを失敗するのは、猫がトイレにしてしまうような状況をつくってしまった時。
かばんを広げておく、洗濯物を出しっぱなし、
ビニール袋や紙袋など置きっぱなしにしない、などなど、
猫が気張るのに好みそうな状況をつくらないことで回避します。

怒ったらだめ。粗相をしたら丁寧に片づけて、匂いを消します。
猫用のトイレを常に清潔にしておくことで、猫も気持ちよく気張れます。
トイレが汚いと、かばんの中やベッドの下などでする可能性大です。

一回、マジできつかったのが、衣替えの時期で、冬用の布団、毛布など全部クリーニング出して綺麗に真空パックのやつにしまってハア~すっきり☆したと思ったら次の日、真空パックのやつ噛みちぎって中に入り込み、「うおー!!まだ見ぬ新境地がここに!!」としたのでしょうか。
おしっこ、うんちまみれでべとべとびしょびしょ、何かしらの競技を繰り広げたであろう布団の残骸が広がっておりました。

ライフは辛うじて保たれたかもしれませんが、HPはゼロ。
笑ったかな。少し。「ははっ。」て。
「布団の捨て方」って調べたかな。泣きながら。

とにかく部屋を綺麗にしておくことは本当に大事。

子猫はほんとに身体が柔らかく、小さいのでどこでも入っちゃいます。
気付かずに蓋閉めちゃったり、扉を閉めちゃったりするので、
生死に繋がります。(まじで)
何かしらのバッテリーとか充電器の上とかパソコンで暖取ってたりするので、
なんかそういうのが危険だと思う人はとにかくお部屋をスッキリ!

うちの猫はガリガリでハゲてて寒さにも弱かったので、冬はストーブの前から動かないのですが、気付いたらストーブに「ぴとっ。」
おおおおおいいいい(`・ω・´)!!!燃えるぅぅぅ!!!!
てくらい。あぶない。
わたしはそういうのもなんか怖かったので、家電じゃなくて毛布とか、
あとは人肌とか(∩´∀`)∩♡ 
そういうので温めてました。
でもそういう子供の頃のくせがあるのか、寒い時期は人肌が好きで、今やでかい図体ですが服の中に一生懸命潜り込んできます。
っっうっ・・・・ぐはぁ!!!!!!(;´Д`)カワイイ

♡爪切り、毛繕い
子猫の爪は針のように細く、痛いです。歯もね。
そしてまだお手ての構造が発達してない2~3か月は、爪が出っぱなしの状態です。
爪むき出しの状態で襲い掛かってきます。

猫アル民にとって猫の爪は超脅威。
アレルギー物質がひっかかれたところから直接肌に浸透してきます。まるで蠍。
みみず腫れになり、痛いやらかゆいやらで跡も残るし大変です。
爪切りは大事。定期的に切ってあげましょう。

病院に行ってもいいですが、猫にストレスになるようだったら、自分で切りましょう。小さい頃から慣れさせておけば余裕です。もはや寝ながら切れます。うちの猫は爪切り好きで切る時ゴロゴロ言ってます。

爪切りは基本、人間のためでもあります。
やつらどこでも登りますから、まぁ切ってても切ってなくても登るんですけど、
特にクローゼットがね、大好きなんですよね。
狭くて暗いところを好む陰キャとみせかけたハチャメチャ陽キャ野郎なので、
並んでいる、掛けられた服、特にレザーとかニットなんて好きですね。
しかも凄いのが、人間がどれが一番気に入ってるか分かってる。
「おいそれだけは絶対やめろよ」ってやつを狙ってくる。

「あれ?そういえば静かだな・・・どこ行った?」なんて探していると、なにやらクローゼットで物音が。
「あ!やばい閉じ込めちゃった?!」と覗くと、ガッシガッシと力強い爪で掛けられた服という服を登っておる。

「ん登ってんじゃねええええ!!!!」ととりあえずひとしきり動画やら写真やらでその雄姿を収めたら、(撮ってんじゃねえ
クローゼットは開けっ放しだめ。絶対。

 

毛繕いに関して、猫はご存知とても綺麗好きなので暇さえあればぺろんぺろんしています。
ただ、その唾液に含まれるアレルギー物質がまたわたしたちには大敵!!!
なので、猫ちゃんが必死に毛繕いしなくても良いように、定期的にブラッシングしたり身体を拭いたりなど清潔にしてあげましょう。

それから、猫にもフケが出ます。
毛繕いが行き届いてない証拠なので、そうなる前にチェック!
※乾燥肌の場合もあるので、そこもチェック!

♡この世のすべてはわたしのもの
生後2か月はまだよちよち。
高いところから降りられないのでめんどくさい時はベッドに放り投げておきましょう。(←虐待で捕まれ
3~4か月、生後半年にもなると人間でいうと小学生くらいでしょうか。
常に走ってるか叫んでるか泣いてるかのアレですね。
静かな時間は訪れることはありません。

こちら人間側の生活なんて関係ありませんので、
勉強していようが寝ていようがご飯食べていようがトイレ入っていようがお構いなしです。

勉強しようと思って机に向かうと猫も向かう。
わたしはノートとペンを使って、パソコンも使って、キーボードも使っているのですが、
猫も使ってる。同じの。
おめえ、そっちにもノートとペンあるからさ、そっち使ってくんねえ?
ていうのは一切通じません。

「じゃあわたしがそっち使うわ。こっち使っていいよ。」
てやると猫も、
「いや、わたしもそっち使おうと思ってた」
と、すぐさま爪むき出しで飛び掛かってくるので、

・・・・⊂⌒~⊃。Д。)⊃カワイイ!!!!!!

 

♡一人暮らし大変
外出から帰宅すると部屋は、あれ?強盗でも入ったかな?あとうんこ臭い。
まず一人でお留守番していたストレスまみれの猫をひたすらご機嫌取り、
それからどこからともなく匂ってくるお宝探しを始めます。
猫のうんこ、「くーーっっs!!!!」なので、トイレはすぐに、直ちに掃除してあげましょう。

でもそうなってしまった場合も、人間の責任!
猫が一人でお留守番できるように、片づけておくのと、危ないものはしまっておく、おもちゃを用意しておく、トイレは綺麗に!!

以外と寂しがり屋さんなところがあるんだと思います。猫だって。
育て方にもよるのかとは思いますが、今でこそわたしは猫大好きですが、
当時は初めての猫。可愛いとも思わなかったし、まったく興味も無かった。
というか動物を飼うのが初めてだった。
超さっぱりとした関係を築いていましたが、それでも家にいる時は猫はずっとくっついてきてましたから、
個体差はあれどやはり独りぼっちは寂しいのでは。

♡怪獣との距離の取り方
怪獣期は、(3か月~1.5歳とか)
こいつ・・・!!いつ寝るんや!!
てくらい、ほっっそいちっっちゃい身体なのに凄いパワーで走り回ります。
そこで気を付けておくべきなのが、先ほども言いましたが爪!
ちゃんと切っておかないと、爪むき出しでカーテンやベッドやクローゼット内やレシート丸めたやつと大乱闘を繰り広げているわけですから、
ぼーっとしていたら巻き込まれます。

しかも大乱闘が始まるのは予告なし。きっかけはいつだってそこに。
夜中だろうが早朝だろうが怪獣には関係なし。ぼーっと寝ていたら大乱闘の下敷きになり、見事に体中ひっかき傷だらけ、要するに体中みみず腫れです。
出しっぱなしのカバン、パソコン、飲みかけのグラス、どしゃーーーーーん!!!!!です。書類ばらららららーーーーーー!!!!です。


スマブラの気配を察知したらすぐさま長袖長ズボンを身に着け、危ないものはしまい、部屋のはじっこに避難しましょう。もしくは厚めの布団をかぶる。
生後半年~1歳、2歳くらいまではまだまだ血気盛んな時期です。
猫がストレスを溜め込まないように、一日数回は一緒にスマブラもしくはストファイもしくは天下一武道会(もういい
してあげましょう。

飴の袋、レシート丸めたやつやビニール袋なんか大好きです。(ゴミじゃん
ちなみに嫌味じゃなくて、ゴミ、大好きです。
せっかく買ってあげたたくさんのおもちゃ。ねずみの動くやつ。ねこじゃらし。
それが入っていた袋に真っ先に飛びついていきます。
本体にまるで興味なし。

個体差はあると思いますが、これ意外と、猫あるあるだと思います。


こんな感じでしょうかね。
なにはともあれ、子猫は大変ですよ、と。
出掛けられないし、目離せない。人間の子供と一緒ですね。
大人の猫の方が、ゆったりしてるし太ってるしぶっすーーーとした顔が
吐き気がするほど可愛いです。(表現の仕方よ

以上です。